Jira Softwareとは
こんにちは、ウェブディレクターの清水公太です。
この記事では、プロジェクト管理ツールのJira Software、通称ジラをご紹介します。
プロダクト提供開始年はRedmineよりも古い2004年。割と最近の製品だと思っていたのですが、古参ツールでした。
Jira Softwareの基本情報
プロダクト名 | Jira Software(ジラ ソフトウェア) |
運営企業 | アトラシアン |
公式サイト | https://www.atlassian.com/ja/software/jira |
プロダクト提供開始年 | 2004 |
無料プラン | あり |
Jira Software(ジラ ソフトウェア)は、Atlassian(アトラシアン)が開発した、バグ追跡とアジャイルプロジェクト管理を可能にする独自の課題追跡に長けたプロダクトです。
アトラシアンはBitbucketというGitのリポジトリホスティングサービスなども提供しており、IT業界では広く深く認知されている企業です。
そのため、コードマネジメント、およびイシュートラッキング(バグ追跡等)に重きをおいたプロジェクトマネジメントに強みがあります。
また、アジャイル開発を行いたいチームにも嬉しい機能があります。
Gitのリポジトリも無料から使えるのはうれしいポイントですね。
Jira Softwareでできること
目的に応じたプロジェクト管理のテンプレート
Jira Softwareでは、プロジェクト管理のための豊富なテンプレートが用意されています。
テンプレートを活用することで、プロジェクトの初期設定を迅速に行うことができます。

ソフトウェア開発のようなエンジニア向けのテンプレートだけではなく、マーケティングや人事、営業といった職種向けのテンプレートも用意されています。
マーケティングセクションにある「コンテンツ管理」のテンプレートは以下のような初期設定が行われています。

「記事」のアイデア作成~ドラフト作成~公開までのフローがセットアップされています。
また、左のサイドメニューには、コンテンツのスケジュール管理に便利なビューが設定されています。
次に、「ソフトウェア開発」セクションにある「スクラム」テンプレートを見てみましょう。


上記のように、アジャイル開発に適した設定が予め適用されていることが分かります。
このように、目的に応じたテンプレートを選択することで、プロジェクトをスムーズにスタートできます。
ロードマップ

https://www.atlassian.com/ja/software/jira/features/roadmaps?tab=advanced
ロードマップ機能では、単体のチームのプロジェクト進捗や、複数のチームのプロジェクト進捗を俯瞰して確認することも可能。
小規模プロジェクトから、大規模プロジェクトまで、幅広く対応できそうです。
アジャイルレポート
アジャイル開発のためのレポート機能が提供されており、タスクが可視化されます。

作業の自動化「Jira Automation」
「いつ、何がおきたら、何かをする」といった自動化機能が搭載されています。テンプレートも用意されていて、定型作業を自動化できます。
以下の画像は人気のテンプレートの一部です。

https://www.atlassian.com/ja/software/jira/automation-template-library#/
上記のように、サードパーティーアプリとの連携も行えるため、利用環境に応じたワークフローの自動化を行うこともできそうです。
開発プロジェクト向けの機能
このほかにも、「リポジトリの表示」「ブランチやプルリクエストの表示や作成」といった、ソフトウェア開発向けの機能もしっかりと用意されています。