MEGA(メガ)とは
今回紹介するMegaは、無料で20GBのストレージを提供している太っ腹ストレージです。
私がMEGAを知ったのは、MEGAのファイル履歴から推察すると2016年あたりでしたが、当時は現在とは異なり無料で50GBが提供されていたので、飛びついたのを覚えています。
一方で、あまりメジャーではない印象だったので、サービスが終了したら困るなと思いながら、個人利用のファイルバックアップ目的に使ってきましたが、現在もサービスは続いており、機能も増えています。
通話機能があるのも特徴のひとつです。
スマホアプリもありますよ。
MEGAの基本情報
プロダクト名 | MEGA(メガ) |
運営企業 | MEGA Ltd. |
公式サイト | https://mega.io/ |
プロダクト提供開始年 | 2013 |
無料プラン | あり |
概要
MEGAは、ニュージーランドのMEGA Limitedが提供するクラウドストレージサービスです。
名前は「MEGA Encrypted Global Access」の頭文字から来ています。
サービスはウェブブラウザ、各種モバイルアプリケーションにより利用が可能です。
2013年にローンチされたMegaは、日本ではあまり知られていませんが、以前は無料で50GBのストレージが利用できるとあって、ストレージサービスの動向を追っていた方にとっては魅力的なサービスとして水面下で注目をされていました。
当初の50GBからは減ったものの、現在、無料プランでは20GBのストレージが利用できます。
エンドツーエンドの暗号化を採用しているのも特徴のひとつで、Megaはセキュリティの強みをサービスの特徴のひとつとして強調しています。
エンドツーエンド暗号化(英語: End-to-end encryption, E2EE、E2E暗号化)とは、利用者のみが鍵を持つことで、サービスの管理者、インターネットサービスプロバイダ、その他第三者が勝手にデータを復号することを防ぐ暗号化方式である
出典: 「エンドツーエンド暗号化」(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%84%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E6%9A%97%E5%8F%B7%E5%8C%96
クラウドストレージとしては珍しい「ビデオ通話」「音声通話」機能も提供しています。
Googleトレンドの動向
日本
世界
日本で2009年に検索がピークに達しているのはこの記事で紹介しているMegaとは別の意味のMegaと思われます。
ユーザー数は?
2018年時点で、登録者がが1億人を突破したと公式ブログで発表されています。
できること
概要
OneDriveやGoogle Drive、Dropbboxなどの著名なサービスに見劣りしない機能が提供されています。
- 安全なクラウドストレージと高速転送
- ファイルの共有
- デスクトップとクラウドのファイル同期
- アクセス権限
- ランサムウェア攻撃によるデータの損失から保護
- バージョン管理と復元
- チャット機能、ビデオ通話、音声通話
- 二段階認証
直感的で軽快な操作感
ファイルの共有と共有リンクの一元管理
任意のファイルの共有リンクを作成可能。また、作成した共有リンクは「リンク」セクションで一元管理できます。
「どのファイルを共有しているか」がひと目で分かるのはうれしい機能です。
なお、Pro版では共有リンクの有効期限やパスワード設定が行えます。
チャット・ビデオ通話・音声通話
他のユーザーを招待して、コミュニケーションが簡単に行えます。
ビデオ通話や音声通話機能が搭載されているのはクラウドストレージとしては珍しいですね。
バージョン管理と復元
ファイルの変更履歴は保存され、以前のバージョンに復元することもできます。
セキュリティ関連機能
無料プランでも二段階認証の設定が行えます。
また、セッションの履歴が保存されており、「身に覚えのないログイン中のセッションがある」といった場合はログアウトさせることもできます。
私の使い方
個人的にはMegaはメインのストレージとしてではなく、また仕事用のストレージではなく、個人のファイルをバックアップしておくストレージとして利用しています。
無料で20GBが使えるので、個人利用で色々バックアップしたいという時には良いかもしれません。
容量が大きいので、メインのバックアップは別に作成しておき、保険の意味のサブバックアップとして使用してもいいかもしれませんね。