今週の気になる業界ニュースをお届けします。
ビジネスSNS大手LinkedInのEラーニングにDXがランクイン
ビジネスのためのソーシャルネットワーキングサービスの大手に「LinkedIn(リンクトイン)」があるが、同社はるEラーニングプラットフォーム「LinkedInラーニング」も提供しています。
その「LinkedInラーニング」の直近1年(2021年7月1日~2022年6月30日)で日本で最も視聴されたコースの10位に「デジタルトランスフォーメーション」がランクインされました。
DXにおける技術習得のニーズの高まりを感じます。
DXと聞くと仰々しく感じる方もまだいるかもしれませんが、地道な業務効率化・生産性向上においても必要な取り組みです。
国内フォントメーカー大手モリサワがクラウド版の提供を開始
各方面のデザイナーや制作会社においてはおなじみのフォントメーカー大手「モリサワ」がクラウド型のフォントサービス「Morisawa Fonts」を2022年10月4日から提供すると発表しました。
これまでモリサワフォントは「MORISAWA PASSPORT」というライセンスが提供されていましたが、これに代わる新しい形態です。
SaaS・クラウド・サブスクへの転換の事例のひとつですね。
Salesforceとfreeeが電子契約で連携開始
顧客管理や営業のデジタル化や自動化の分野で、世界で愛用されているSaaS提供企業のひとつが「セールスフォース」です。
その大手企業が電子契約において、会計業務をはじめとしたバックオフィス業務のDXを提供するfreeeと連携することを発表しました。
以下は提供サービスの一部ですが、文章を抜粋してご紹介します。
日頃からSalesforceでビジネス情報を管理しているユーザーは、同プランにより、複数のシステムへログイン・操作することなく、使い慣れたSalesforce上で契約締結などの文書作成/プレビュー/送信/保管ができ、Salesforceでの一元管理ができるようになる。
https://nordot.app/926707692231606272?c=907696306905120768
あらゆるサービスがインターネットを介して提供される時代になり、サービス間の連携が比較的容易になってきた昨今においては複数のサービスをつなぎ合わせる事で新しい価値を提供する事例も散見されます。