Stripeとは
こんにちは、ウェブディレクターの清水公太です。
この記事では、決済サービスのStripe(ストライプ)をご紹介します。
単品商品の決済の仕組みを用意する程度でしたら簡単に導入できます。
ECサイトのように在庫管理や受注管理の仕組みは不要で、決済の仕組みだけ用意したいという場合は、Stripeを使えばネットショップの手数料が発生しませんので、経費削減にもつながります。
Stripeの基本情報
プロダクト名 | Stripe(ストライプ) |
運営企業 | Stripe, Inc. |
公式サイト | https://stripe.com/jp |
プロダクト提供開始年 | 2009 |
無料プラン | 決済手数料のみ(登録は無料) |
価格 | 決済手数料 3.6%~ |
Stripe(ストライプ)は、アメリカとアイルランドに本社を置く決済サービスを提供するSaaS企業、およびそのサービス名称です。
ZOOM、Shopify、GitHub、Slackなど世界の大企業をはじめ、NIKKEI、KDDIなど国内の大企業のサービスにも導入されています。気づいていないけれど、利用している人は多いはずです。
Stripeは、キャッシュレス決済を導入できる「仕組み」を提供していて、その利用自体には初期費用や月額料金は発生しません。Stripeを通して発生した決済にのみ、手数料が発生するというビジネスモデルとなっています。
決済手段は、各種クレジットカードに加えて、Apple PayやGoogle Pay、コンビニ決済などにも対応しています。
Stripeを利用すれば、自社サイトに決済機能を追加することもできますし、商品ページを持たないでも、管理画面で作成した決済用のリンクをお客様にメールで送り、決済をしてもらう、という事もできます。
様々な導入方法があり、導入の難易度も様々ですが、「単体の商品を決済するためのリンクを作る」程度でしたら、簡単に設定できます。
類似サービスに「Square」がありますが、同じキャッシュレス決済でも、Squareは「対面でのキャッシュレス決済を簡単に実現する」事からビジネスがスタートしています。そして、その後、オンラインストアの構築機能が追加されました。
そのため、実店舗でのキャッシュレス決済や、オンラインと実店舗の双方での販売を行う場合はSquareが向いています。
一方、既存のウェブサイトに決済機能を追加したり、自由にカスタマイズをしたい場合などはStripeが向いている可能性が高いです。
なお、Stripeも対面決済とPOS機能を搭載した決済端末「Stripe Terminal」を提供しています。2020年頃までは、日本には対応していませんでしたが、2023年時点では日本でも提供されているようです。
詳しくは公式ページをご覧ください。
Stripeでできること
主な機能や特徴
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 銀行振込
- オンラインストアがなくても、決済リンクを作成可能
- 支払いが管理できる請求書の発行
- レポート機能
- 既にデザインされた決済ページの利用(Stripe Checkout)
- 自動継続課金・クーポン・無料トライアル(Stripe Billing)
上記以外にも様々な機能が提供されています。
料金プラン
初期費用や月額費用はありません。基本的にはSquareと同様、決済に対する手数料が発生します。
最新の料金体系などは公式サイトをご覧ください。