ElevenLabs(イレブンラボ)とは
ElevenLabsは、英単語の発音や文章全体のイントネーションを確認したい時に、便利なサービスです。
ElevenLabsはサービス名でもあり、社名でもありますが、この会社はAI音声技術に強みのある企業です。創業は2022のスタートアップです。
テキストから音声への変換(Text-to-Speech)、音声間の変換(Speech-to-Speech)、および声のクローン技術を開発しており、リアルで表現豊かな合成音声を作り出すことができます。
映像業界、ゲーム業界、ポッドキャスト業界など、様々な業界で利用されているようです。
基本情報
プロダクト名 | ElevenLabs(イレブンラボ) |
運営企業 | ElevenLabs |
公式サイト | https://elevenlabs.io/ |
サービス提供開始年 | 2022 |
無料プラン | あり |
概要
ElevenLabsは、AI音声技術サービスを提供する企業です。創業は2022年と、新しい企業ですね。
面白いのが創業のきっかけです。
元Googleの機械学習エンジニアのPiotrさんと、元Palantir(パランティア)のMateuszさんによって設立されたのですが、その理由が、 “不十分な吹き替えのアメリカ映画を見たこと” なんだとか。
ElevenLabsは、音声技術と翻訳技術でどんな形式の情報にもアクセスできるようにする、というゴールがあるようです。
無料で利用できるので、「英語やほかの言語の正しい発音方法を確認したい」という場合は、便利かと思います。
ちなみに、私は日本語→英語の変換や、英語→英語発音への変換を試してみましたが、英語の発音はかなり自然です。
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できること
無料プランでも、10分までの音声・10kまでの文字という制約はあるものの、以下の機能が提供されています。
- 32言語対応のテキスト読み上げ
- カスタム音声の作成
- 動画の音声ダビング
- サウンドエフェクト生成
- APIアクセス
1回に入力できる文字制限もあるようで、無料の場合は5000文字のようです。
とはいえ、十分すぎる機能ですね。
使い方
読み上げたい文章をフォームに入力して、再生ボタンを押せば完了です。
日本語文章を英訳して、その英文の発音を知りたい場合は、まず日本語文章を英訳しましょう。
これにはDeepLやChatGPTが役立ちます。
ここでは、富士通さんのサイトの文章を使ってみたいと思います。
Source : 富士通株式会社 社内実践事例|データ統合基盤Palantir(パランティア)を使って、社内DXを加速!【ケース】エンジニアリソースのアサイン業務最適化 : 富士通 (https://www.fujitsu.com/jp/innovation/data-driven/casestudies/fujitsu202306/)
文章は以下の通りです。
富士通は、2020年6月にPalantir Technologies IncおよびPalantir Japan株式会社とパートナーシップ契約を締結し、日本市場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)分野の強化に向けて戦略的協業を行うことを発表しました。Palantir(以下パランティア)のソフトウェアを一言で説明すると、「様々なシステムに散らばった大規模なデータを統合して組織の課題を解決する、一気通貫型のソフトウェア」です。 このソフトウェアのパワーを富士通が自らエンジニアリソースのアサイン業務に活用し、社内のDXプロジェクトにおいて数億円規模の大きな効果を上げています。
ChatGPTに訳してもらいます。
この日本語と英語をそれぞれElevenLabsに読み上げてもらったので、動画でご確認ください。
日本語、英語の順番で録画しています。