今週の気になる業界ニュースをお届けします。
経済産業省がデジタル化を応援するポータルサイト “みらデジ” をオープン
7月11日に公開されたサイトなので、少しご案内としては遅くなってしましたが、有益な情報ですのでご案内いたします。
経済産業省が中小企業のデジタル化を応援するポータルサイトを公開しました。
自身の組織がデジタル化にどれだけ対応しているか、今後どう進めるべきかなどを見えるかする診断サービスや、デジタル化に関する用語の解説、デジタル化の事例やツールの解説といったサービス・情報が集約されたサイトです。
また、実際にデジタル化を始めるにあたって、支援機関に相談できるようになっています。
文書入力を自動化するAIサービス “ApeosPlus desola”
ApeosPlus desolaは富士フイルムビジネスイノベーションが提供するクラウドサービス。
AIとOCR(Optical Character Recognition/光学文字認識)技術により、書類をデジタル化し、さらにルールに応じて自動的に仕分けをしたり、内容をチェックしたりと、これまで人の手を介して時間を費やしてきた業務を効率化してくれるサービスです。
このApeosPlus desolaは、元々130,000円/月で提供されていましたが、45,000円/月で利用できるプランが追加されたようです。
大規模プロジェクト向け国産プロジェクト管理プラットフォーム “Flagxs”
Flagxsはフラッグス株式会社が提供する大規模プロジェクト向けプロジェクト管理プラットフォームです。
同サービスが2022年7月20日に正式にリリースされたと発表されました。
「プロジェクトマネジメントをDXする」というスローガンを抱え、「PMとエンジニアの専門家が徹底的に考えて構築」された、日本企業性のクラウドサービスです。
「リアルタイム進捗レポート」「WBSとチケット管理の統合」「アジャイル開発向け機能」などを提供しつつ、Excel慣れしているユーザーも使いやすいUX/UIを提供しています。
当サイトで紹介している「ClickUp」「monday.com」といったプロジェクト管理プラットフォームは、用途が汎用的でユーザーのアイデア次第で使い方が広がるものが多いですが、「Flagxs」は、使い慣れたプロジェクト管理ツールの使い勝手をそのままに、さらに生産性向上の機能が追加されたサービスといった印象です。
ぜひ触れてみたいサービスです。
シナリオ不要でも設置可能なAIチャットボット “amie”
最後はチャットボット情報です。
amie(アミー)は、コード不要で最短1日で設置が可能なAIチャットボット。
チャットボット導入で、手間がかかるシナリオの作成をせずとも、WordやExcel等のドキュメントを読ませるだけで自動的に応答内容を学習してくれるというのが特徴的です。
しかも、定期的にドキュメントを読みに行き、学習内容も更新されていくそうです。
amieが解決するお悩みを分かりやすくまとめた3つのCMが公開されました。
それぞれ30秒と短いため、これらを見るだけでどんな課題が解決できるかが分かります。
このCMだと、社内向けチャットボットという紹介になっていますが、対外的なお客様対応としても活用可能で、公式サイトの事例では、インターネットカフェ「自遊空間」がお客様向けに導入した事例が紹介されています。