今週の気になる業界ニュースをお届けします。
パルコが「デジタルPOP」導入で販促業務を約5時間の業務時間削減
パルコが店頭に配置される紙のPOP広告を、デジタル化し始めているようです。
ペーパーレス化によるCO2削減が見込め、かつこれまでの販促業務の省力化が図れるとのこと。
なんと、「1企画5時間程度の業務削減が見込まれる」そうで、生産性向上につながりそうですね。
デジタルPOPにはウェブカメラも設置し、効果測定も行うそうです。
パッケージサービスとして、他社への提供も見込めるのではないでしょうか。
事業承継のマッチングプラットフォーム「Relay」
中小企業や小規模事業者において、デジタル化の導入が課題のひとつである一方で、事業承継も大きな課題のひとつです。
「後継者がいないため事業の継続が困難」というのは中小企業・小規模事業者特有の問題かもしれません。
この問題の解決を目的に立ち上げられた事業承継のためのマッチングプラットフォーム「Relay」について紹介された記事が公開されています。
素晴らしいサービスだなと思いました。サイトのデザインも可愛らしく、事業承継という堅苦しい単語らしくない(いい意味で)、親しみやすい印象です!
未経験でもスマホやPCで「リアル」な農業に参加できる⁉
農業分野のITビジネスなどを手掛ける株式会社LiberaFormが、新サービス「仮想農場サービス(L-FARM)」を立ち上げるために、クラウドファンディングを開始し、10月15日まで支援を募集しています。
農業に関心のある人が、未経験でも専門家のアドバイスのもと、PCやスマートフォンを通して農業に参画できるというサービスで、実際の作業は、リアルな農地で専任スタッフが行います。
コロナ禍もあり、食料自給率や食品の価格高騰がより懸念される昨今において、農業に小さく多く参画できる人を増やす、素敵なサービスになりそうです。